インプラントのメンテナンスが必要な理由
「インプラント歯周炎」に注意
インプラントの歯はむし歯にはなりませんが、歯周炎に注意が必要です(インプラント歯周炎)。
インプラント歯周炎とは、インプラントの周辺についた歯垢や歯石から歯茎が細菌感染を起こし、腫れや出血が生じたり、炎症が進行するとインプラントを支えている骨を溶かしたりする病気です。
天然歯以上に注意が必要
インプラントは天然歯に比べて歯茎との間に隙間ができやすく、汚れがたまりやすいことから、天然歯以上にしっかりとケアを行う必要があります。
また、インプラントは人工歯ですので、神経が通っていません。そのため、症状を自覚することが難しく、極めて深刻な状態になってから歯科医院にかかるケースが多いのが現実です。
健康な口腔環境を維持し、インプラントを長持ちさせるためにも、日々のケアはもちろん、歯科医師に提示された頻度で通院し、メンテナンスを行いましょう。
歯科医院でのインプラントメンテナンスで行うこと
歯科医院でのインプラントメンテナンスには、4から6ヶ月に1度、通っていただく必要があります。そこでは以下のようなことを行います。
- 口腔内のチェック
- レントゲン検査
- ブラッシング指導
- クリーニング
セルフケアもぬかりなく!
前述の通り、インプラントは天然歯に比べて歯茎との間に隙間ができやすく、汚れがたまりやすいことから、天然歯以上にしっかりとケアを行う必要があります。
歯科医院で教わったブラッシングの方法を守り、日々丁寧にブラッシングや歯間ケアを行いましょう。